量より質

今回の入荷は海外作品の文庫10点!

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ご覧のとおり、角川と福武(ベネッセ)の作品でございます。

今回10点と少なめになってしまいましたが、実はちょっと諸事情がありまして、これから先、入荷案内はこの程度の点数になってしまいそうです。

週一ペースは維持しますし、量より質で勝負できれば! と考えておりますので、今後ともひとつよろしくお願いいたしますデス。

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昭和のアーティスティックな文庫カバー(の一例)

さぁ! 久しぶりの入荷案内です!

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今回は角川文庫の眉村卓作品、24点でございます。

人気作家だけあって、他社から同じタイトルが出ている作品も多いのですが、この時代(昭和50~60年代)に角川文庫から刊行された眉村作品は、カバー画が版画家の木村光佑氏で統一されているのが特徴。

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70年代の時代性を色濃く伝えてる、非常に良い雰囲気のカバーだと思うのですがいかがでしょう?

ちなみに木村氏については物知り集合知ことWikipediaをご参照

木村光佑(Wikipedia)

↑を見ていただけるとお分かりのとおり、テーマ的にも手法的にも、SFと非常に親和性の高い作風のようで、眉村作品に起用されるのも納得ですな。

私は帰ってきた!

っても、ガンダムから核バズーカぶっ放したり、ジオンの魂が形になったようなモビルアーマーで暴れ回ったり、前半自分の顔を完全に忘れ去ってる○○な元カノがいたりはしませんw

さてさて、一ヶ月以上更新をお休みしてましたが、別に遊んでたわけじゃないんですよ。

この間、サイトの充実を図るべく、古書市用に店頭から下げてた商品を再出荷しておったのです。

その数、ドーンと500点強!

詳しくは当店HPを掘っていただければと思いますが、今回はそのごくごく一部をご紹介いたしましょう。

まずは海外SF・ファンタジー 早川編

01

んでサンリオ、創元編

09

続いて日本SF

15

そしてライト系、児童書、その他

24

繰り返しますが、こちらでご紹介したのはごくごく一部。

サイト内の在庫はさらに充実いたしましたので、この機会にぜひぜひお立ち寄りくださいませ。

 

ニンニキニキニキ、ニンニキニキニキ♪

はい、今回は講談社文庫と光文社文庫の日本SFを新旧合わせて15点。

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前回の豊田有恒『西遊記プラスα』、今回の石川英輔『SF西遊記』と、偶然西遊記を題材にした作品が続きましたが、どうも西遊記ってのはクリエイターの空想力というか妄想力というか、創作意欲をかき立てる題材のようですな。

ちょっと思いつくだけでも、中島敦の沙悟浄を題材にした中編から、寺田克也や山口貴由のコミック。

映像の世界では悟空が堺正章、三蔵が夏目雅子の大ヒットドラマ版やドリフの人形劇(タイトルに使った唄も有名w)、最近だとチャウ・シンチーの映画もありましたね。

アニメでは手塚治虫原作の「悟空の大冒険」やら、変わったところでは「スタージンガー」なんてのもワタシらの世代だと思い出深いところ。

と書いて調べたら、「スタージンガー」は先の『SF西遊記』が原案だそうですよ! いや知らんかった!

 

【お知らせ】

都合により、新規入荷の更新はしばらくお休みさせていただきます。

再開はお盆明けぐらい、になる予定でございますので引き続きよろしくお願いいたします。

青春はいつも時をかける

そうありたいもんですな……

というわけで、今回の入荷は角川文庫16点

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豊田有恒を中心に、日本SFが集まっとります。

ちなみに、今回ご案内の『時をかける少女』のカバーがこちら

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以前にも話題にした例の個性的なヤツではなく、大林宣彦監督・原田知世主演の1983年映画版のカバーでして、実は前回の原作・ノヴェライズ特集に入れ忘れたヤツなのでございます。

でも、個人的に思い入れの多いこの作品の紹介なんて書こうもんならとても3~4行じゃ収まりませんので、前回のブログを考えるとまぁ入れ忘れといてよかったのかもしれませんなw

ちなみに、以前イベント上映で筒井康隆先生はこの作品を「お金をたくさん稼いでくれるありがたい作品」とおっしゃっておりましたw

光に目もくらみ

今回の入荷はこちら

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映像作品の原作&ノヴェライズ、合計14点でございます。

私、もちろん本は好きなんですが映画も大好物でして、ここに出ている作品は一応全部鑑賞済み。

てことで、ここからは全作品のプチ解説を、本と映画の話ゴチャ混ぜでやってみようかなと。

 

エイリアン」「エイリアン2

映画は言わずと知れた、ファーストコンタクトSF(だよね?)ホラーの傑作シリーズ。

作者のアラン・ディーン・フォスターはオリジナルのファンタジーシリーズなんかもありますが、主にノヴェライズを活躍の場にしている大ベテランさんですな。

エイリアンのシリーズは1作ごとに作品のトーンがガラリと変わるのが特徴ですが、1作目の密室ホラーを深町眞理子、2作目のドンパチアクションを野田昌宏が訳してるってのが適材適所って感じでいいですねw

 

JM

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原作のウィリアム・ギブスン「記憶屋ジョニイ」(『クローム襲撃』所収)は、『ニューロマンサー』と同じ世界を舞台にしたサイバーパンクの傑作短編。

で、映画の方はどうかってぇと、ビートたけしが「ゴースト・イン・ザ・シェル」と同じテイストで頑張ってた印象しかないw

ちなみに作者のテリー・ビッスンは、『世界の果てまで何マイル』や『ふたりジャネット』の邦訳もあるヒューゴー、ネビュラ、ローカス各賞受賞の実力派だけど、ノヴェライズも多く手がけているお方。

 

スター・ウォーズ

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さすがに説明はいらんでしょう。おなじみ大ヒットシリーズの1作目(エピソード4)でございます。

小説版の作者は監督のジョージ・ルーカスと標記されてますが、訳者の野田昌宏氏のあとがきによると、どうやら実際は前述のアラン・ディーン・フォスターの手になるらしいですよ。

 

宇宙からのメッセージ

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前述のスター・ウォーズのヒットに乗っかって企画された(らしい)和製スペースオペラで、作者の野田昌宏も原案(SF監修)で参加しとります。

一応本家に負けないスペオペ超大作になるはずだったのですが……

“東映△マークがドーン!と出てくる、千葉ちゃんとか成田三樹夫とか佐藤允がメインキャストの深作欣二監督作品”

というイメージを裏切らない怪作に仕上がっとりますw(東映特撮が妙にカッコイイのもまた味わい深し)

未見の方はぜひご覧いただきたい!

でも、「銀河乞食軍団」で知られる野田さんの作風には合ってるのかもw

 

ねらわれた学園

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何回も映像化されてる眉村卓のジュヴナイルですが、こちらのカバーは薬師丸ひろ子主演の1981年版。

ザ・アイドル映画のように紹介されることが多いのですが、監督の大林宣彦の特色があっちこっちに漏れ出ちゃってる変テコ映画でもあります。

個人的には薬師丸ひろ子よりも手塚真の印象が強いんだよなぁ。

あと、峰岸徹で腰を抜かしますw

 

迷宮物語

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その昔、アニメにはスタッフで見るタイプの作品というのがありました。

大友克洋、りんたろうをはじめ、川尻善昭、なかむらたかし、森本晃司という名前が並ぶこの作品は、まさにそういうタイプの映画だったんですよね。

今だと細田守とか新海誠とかが近い気もしますが、そういうのとはまたちょっと違うんだよなぁ。

むしろTRIGGERみたいな、制作スタジオが売りになる作品にこのテイストが残ってるかも。

ちなみに眉村卓の小説が原作って事にはなってますが、短編オムニバスの映画に対して小説は長めの中編という体裁からお分かりのとおり、両者の関係はあんまりありません。

 

スプラッシュ

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現代版人魚姫といったテイストのロマンチックファンタジー。

懐かしのタッチストーン制作のれっきとしたハリウッド映画ですが、これと次の「ゴーストバスターズ」は、映画のストーリーを元に日本でノヴェライズ化されたものとなっとります。

それはともかく、監督ロン・ハワードで主演がトム・ハンクスって、いま考えるとかなり豪華な組み合わせですな(あ!「アポロ13」だ!!)

ちなみに人魚役は「ブレードランナー」のプリスことダリル・ハンナ嬢がチャーミングに演じております。

 

ゴーストバスターズ

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最近リメイク版が作られたことも記憶に新しい、ハリウッド製ゴーストドタバタコメディ。

こちらも「スプラッシュ」同様、日本独自のノヴェライズ版です。

ちなみに講談社X文庫は、洋画やアニメのノヴェライズを中心に刊行してたレーベル。

現在は「講談社X文庫ホワイトハート」というBL・少女小説レーベルにその名前が残っているようです。

 

ドラグネット・ミラージュ

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つい先日アニメの第1話が放映されたばっかりの、映像化ホヤホヤ作品。

このタイトルではピンとこない人も多いと思いますが、現在「コップ・クラフト」のタイトルで小学館ガガガ文庫から再刊、シリーズ化されてます。

小学館版のタイトルに「ドラグネット・ミラージュ・リローデッド」とくっついてるのはこういうわけなんですな。

「マイアミ・バイス」が元ネタなので、その手の刑事アクションが好きな方には楽しめる内容なんではないかと思います。

まぁ私が楽しんで読んでる一人なんですけどねw

まともに読んでる数少ないラノベ作品だったりするので、アニメも面白くなるといーなーと期待しております。

 

スーパートイズ

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こちらはスピルバーグ監督「AI」の原作。

元々はキューブリックが監督するはずだったらしいのですが、原作読むと英国作家オールディスらしい文明批評が入っていて、なるほどコレは同じ英国人のキューブリック版も見たかった。

スピルバーグ監督は映画化にあたって短編の原作を大きく膨らましているので、そのあたり、監督ごとにテイストの違いが出たんではないかと想像してしまいます。

ちなみに私が公開時に観た感想は「鉄腕アトム(つか「アトム今昔物語」)みたいだなぁ」でした。

 

ジョーズ

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スピルバーグの名を一躍世界に知らしめた超大ヒット作の原作。

世に山ほどあるサメ映画の系譜は、この小説から始まったといっても過言じゃないでしょう。

この作品がなければ「シャークネード」も「ダブルヘッド・ジョーズ」も「メガ・シャーク」もなかったのだと思うと、罪深いというかなんというかw

 

ドニー・ダーコ

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一部でカルト人気のあるヘンテコ映画。

一応タイムスリップが重要なトリックになっているんですが、全体にエクスキューズが少なすぎるので、何がどうだってのが非常に言いにくい映画になっとります。

てことで私もうまく説明できないので、興味ある方は見てくださいなw

ちなみに作者のD [di:]さんってのは日本人のアーティストさんだそうです。

 

 

20世紀ノスタルジア

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このなかで唯一、空想要素のない映画ですが、作中で撮ってる映画が一応SFなのでそこは勘弁していただきたいw

いや、私この映画好きなんですよ。

普通にいい映画だから見て!

この当時の広末涼子を映画に記録してるってだけでも価値があるんだけど、それ以上のもんがあるから。

 

ということで、全14作品チョロチョロっと解説してみました。

いやー、映画って本当にいいものですねぇ。

では皆さん、また、お会いしましょうね。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

こういうのも空想書籍

はい、今回の入荷はこちら

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いつもおなじみのSFやらファンタジーといった狭義のジャンル小説から離れて、境界線上の作品(スリップストリーム)を13点集めてみました。

『石と笛』はプロパーのファンタジーかもなぁとか迷うとこですが、そういう曖昧なところが境界線上たる所以ってことで。

プロパーのSFやファンタジーだけじゃなくて、こういう作品までひっくるめて “空想書籍” ですのでね、皆様もこの機会にぜひお手にとってくださいませ。

私もこの中の何作か読んでますが、文学的な技法やテーマはさておき、ジャンル小説のバリエーションとして読んでも十分に楽しめますので。

例えば『ユニヴァーサル野球協会』は、中年のオッサンが自分で作り上げた野球ゲームの世界にのめり込んでいき、やがては……、という、作中にでてくる野球ゲームの描写も楽しい、設定だけならハミルトン「フェッセンデンの宇宙」か永井豪「真夜中の戦士」のようなお話。

どうです? 興味ひかれませんか?

ああ、そういえば『ガープの世界』は「明日に向かって撃てや「スローターハウス5」のジョージ・ロイ・ヒルが映画にしてましたね。アレも面白かったなぁ。

といいつつ、次回へ続く。