更新+αのお知らせ

今回の入荷はジュブナイル文庫+豆本で計20点でございます。

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秋元とソノラマ、それと珍しい(?)荒巻義雄のジュブナイルを用意しました。

さて、ほぼ毎週更新しているこちらの入荷案内ですが、ちと早めに準備しときたいこともありまして、一応年内は今回で最後になる予定です。

次回は年越して七草がゆを食べた頃になるかな?

いろいろと用意して再開いたしますので、それまでしばしお待ちくださいませ。

準備することも年明けにはお知らせできるかと。

あ、当ブログ自体は年内も更新すると思います。

益体もない雑感を書き散らかせる場所なのでねw

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君を“退屈”から救いに来たんだ!

えー、今回は大メジャー第2弾ということで、星新一が17点!

プラス、山田正紀6点で計23点でございます。

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ここ何週か日本作家をまとめて出してきましたが、今回で一段落となりそうです。

次回は未定ですが、何が出てくるかお楽しみに!

 

とまぁそんなこんなで

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すっげぇ久しぶりにアニメのCD買っちゃったよ!

星新一も多くの少年少女を退屈から救ったと思いますが、いま現在、多くの少年(の心を持つ皆さん)を退屈から救っているのが「SSSS.GRIDMAN」でございますな!(断言!!)

こいつに関してはいつかがっつり書きたいなぁと思っているのですが……

それよりもなによりも、果たして12話で終わるのだろうか?

 

OHRAIだけじゃなかった!

はい!

今回は予告どおり日本作家!

メジャー中のメジャー、小松左京24点でございます。

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角川文庫が集まったので、こりゃぁ久しぶりに生頼カバー画特集でも組むか!と思ったんですが……

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あれ?意外と少ない。

角川でも、旧版(ピンクの背表紙ね)の表紙は生頼範義氏じゃないんです。

とはいえ、そこはさすがの小松左京。旧版の表紙も錚々たるメンバーが手がけておりましてですね

黒田征太郎氏や

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長尾みのる氏の表紙が楽しませてくれます。

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最初の思惑とはズレてしまいましたが、版ごとの表紙絵なんて楽しめるのも、紙の古書ならではの楽しみなんじゃぁないでしょうかね。

すべては原田知世のせいで

はい!

今回の入荷は筒井康隆&川又千秋で22点でございます。

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こっから2~3回ぐらい日本作家を固めて出す予定ですのでよろしくお願いします。

 

ということで、今回は筒井康隆が多いんですが、

筒井康隆といえば『時をかける少女』!(異論は認めますw)

そして『時をかける少女』といえば、一部をザワつかせる角川文庫旧版の表紙!

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うーむ、ゾワッとしますなw

ちなみにいまはコレ

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まぁ時代的なアレンジの違いはあれ、世間的にはこのイメージが最大公約数ですよね?

ちなみに元は鶴書房のこちら

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で、ここから今の最大公約数的イメージに落ち着いた最大の原因は――

コレだ!↓

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いやー可愛いですねぇ、原田知世。

上の世代には、なに言ってんだ!NHKのこれに決まってんだろが!↓とおっしゃる方もいるでしょうが

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オレらの世代は原田知世なんだよ!

断言!!

 

ちなみに今回のブログタイトルは、Base Ball Bearのこちらの楽曲からいただきました↓

いやー可愛いですねぇ、本田翼

入荷案内と『巨神覚醒』と『イルミナエ・ファイル』

さて、今回の新入荷はハヤカワ文庫を中心に、国内作家20点です。

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素直に「ハヤカワ文庫JA」といえないのは、初期の「ハヤカワ文庫SF」と未分化だった頃の作品が入っているから。

おまけに刊行当初の「ハヤカワSF文庫」名義だった頃のも混ざっていたりして……ややこしいですなw

とまれ、ラインナップ的には割と渋いのが揃ってますので、ぜひチェックしていただければ。

 

さてワタクシ、遅ればせながら『巨神計画』&『巨神覚醒』を読みまして

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インタビュー形式で進むテンポのいい物語と、うまい案配に配置されたクリフハンガーは確かに面白かったんですが、読みながらずーっと頭の隅に引っかかっていたのがコレ↓

「これって、丁寧に書かれたすごく出来のいいプロットなんじゃないの?」

この作品、地の文がごく一部にしか使われていないので、情景描写も感情表現も、基本的にはセリフに頼っています。

つまり、本来読ませどころであるはずのロボットの存在感や戦闘の迫力、登場人物の微妙な感情の機微などが、ほぼ簡易な口語表現で「説明」されているのです。

うーむ……

面白いのは前述の通り認めるんですがね……

 

というモヤモヤを抱えた状態で、ワタクシ、比較の意味でこれまた独特な形式の『イルミナエ・ファイル』を積ん読の山から取り出してまいりました。

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『巨神~』はインタビュー形式でしたが、こちらはコンピューター(AI)内の公文書やら通信記録やらで構成されているという作品。

当然、情景も感情も報告書やメールのやりとりで描写されています。

ただ、それだけでは表現が弱いと感じたのか、途中からタイポグラフィーで動きを「読ませよう」と努力していたりもして、なかなか微笑ましかったりするのですがw

で、こちらの読後感なのですが、面白かったです。

『巨神~』も面白かった。それと同じ意味で面白かったです。

そして、同じく地の文での描写がほぼないことに物足りなさを感じました。

 

ワタシ自身、比喩やらなんやらが延々と続くような情景描写や、一人語りを何ページも読まされるような小説は好きではありませんが、それでも地の文の描写ってのは絶対に必要だと思うのですよ。

読みながらこっちの想像力が刺激されるのは、もっぱら上手く書かれた地の文だったりするわけですから。

それがない作品って、ワタシにはやはり映画の「プロット」にしか思えないのです。

両作とも映像権が売れているそうですが、それもよく分かります。

描写の足りない作品って、要は別のクリエイターが補完する余地の多い「スキのある作品」って事です。

足りないところは実写映像やCG、役者の演技などで補えばいいのです。

ただ、それって小説としてはどうなのよ? とワタシなどは感じてしまうのですが……

 

なんか書いているうちに貶してるっぽくなってしまいましたが、どちらも面白かったってのはあらためて言っておきたいです。

『巨神~』は3作目も読むと思いますし。

ただ、ワタシが小説に求めてる満足感とは根本的に違うんじゃない? てことです。

前述しましたが、映像にすごく向いていると思います。

読みながらプロットって言葉が出てきたのは、そういうところに由来してるんじゃないですかね。

 

で、コレを書いているうちに、

最近のラノベってこういうところがあるんじゃないだろうか?

という考えが頭をもたげてきたのですが、そっち方面にあまり知識がないのと、それを言い出したらキリがなくなりそうなので、そのあたりは機会があったらまたあらためて。

たまには普通に入荷案内

はい!

今回の入荷は日本SFを計21点

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ご覧のとおり↑、半村良とかんべむさしを集めました。

半村良は「妖星伝」と「岬一郎の抵抗」という人気の大長編が全巻揃ってます。

かんべむさしは根強い人気。ユーモアSFって需要のわりには案外少ない気がしますね。

ということで、今回は無駄な雑談ナシのストレートな入荷案内でしたw

ノベライズ作者を眺めてみると

2週間ぶりの更新でございます。

今回はアニメ・特撮系ノベライズを21点揃えました!

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こうして類似ジャンルを並べてみるのも面白いですね。いろいろと見えてきます。

例えば、この手のノベライズ作者にはいくつか類型があるんじゃないですかね?

 

1)監督自身でノベライズ

「ボトムズ」の高橋良輔や『ガルム・ウォーズ』の押井守がこのパターンかと。

押井守の作品は正確にはノベライズとは言いがたいのですが、その辺は大きな枠組みということで。

2)メインライター(orメインスタッフ)がノベライズ

「ゴーショーグン」の首藤剛志、「カウボーイビバップ」の佐藤大、そして「ガンダムZZ」の遠藤明吾(現 遠藤明範)はここですね。

もちろん、「ヤマト」構成の西崎プロデューサーもここ(書籍への関わり具合は実際のところ謎ですがw)

さらに「ゼーガペイン」の日下部匡俊は本編のSF設定担当。こういうパターンもあるんですな。

3)外注(だと思う)

作品とは直接関わっていない人が手がけるノベライズってのも当然あります。というかこっちの方が多い印象なんですが、どうなんでしょうか?

依頼を受けた作家の顔ぶれも、いま見るとなかなか面白い。

「響鬼」の稲元おさむがライトノベル作家なのは分かるとして、

脚本家、そしてコバルトシリーズの作品でも知られる「ナディア」の小林弘利や、ベテランの職人作家である「ヤマト」の若桜木虔、

さらに、「555」の桜庭一樹は後の直木賞作家だし、「メタルギア」の伊藤計劃は当店のお客様なら言わずもがな。

 

アニメ・特撮系のノベライズって、なにかと格下に見られることが多いように思うんですよね。

ただでさえ、世間の読書好きのご立派な皆様から軽く扱われる事の多いライトノベル・ジュニア小説にあって、さらにその下に見られているんじゃないかって気がするんです。

いやいや、ちょっと待てくださいよ!

と、この手の小説に親しんできた私なんかは思うわけです。

読まずに馬鹿にするな!

それぞれの作者が、それぞれの立場で、手練手管を懲らしてこっちを楽しませようと頑張ってるんだぞ!

まず読め! 話はそれからだ!

ただ読んで馬鹿にするのは、まぁ仕方なし!w