年末から映像というかアニメづいてる当店ですが、今回も映像寄りでございます。

内外作品11点!
各々映画原作だったり映像先行のノベライズだったり、あるいは番外スピンオフだったりとその中身は様々。
【原作】
オールディス『スーパートイズ』、バラード『太陽の帝国』がこの分類
ただスピルバーグの「AI」はどっちかというと「鉄腕ア○ム」が元ネタっぽい気もするけどねw
『サイボーグ009 完結編』もここに入りますかね。
漫画化が難航しそうなので故人の息子が小説書いたってことみたいですが、これで動き出して無事コミカライズにもこぎ着けたので、まぁメデタシ。
【ノベライズ】
『攻殻機動隊』と『20世紀ノスタルジア』はこれ
どっちも監督自身が小説に関わってますが、これ割と珍しいかも。
ちなみに小松左京『さよならジュピター』はちょっと特殊でして、先に小松自身が書き上げたシナリオがベースで、本来は映像化だけだったはずが連載小説の話が後からやってきたらしいです。
当時の小松左京が、メディアでどれだけ売れていたのかが垣間見える話ではあります。
【スピンオフ】
『ブレードランナー2』『侵略の惑星』『ウルトラマンF』がこちら
個人的にはここがいちばん好きです。画がないからその部分は作者の手腕次第ですからね。
『ブレードランナー2』は映画「ブレードランナー2049」とはなんの関係なく、K・W
・ジーターが書いた、どちらかというとディックの原作に寄せた続編。
「ブレードランナー」ラスト以降のデッカードの話で、3作目4作目(4は未訳)と続きました。
『侵略の惑星』はスターウォーズEp4の直後に出た作品。
「帝国の逆襲」がまだ形のなかった頃なので、かなり自由な展開になってます。
なんせダースベイダーがまだ○○の○○(一応伏せ字w)だとわかる前なので。
これ、多分だけどスターウォーズのスピンオフとしては最も早い作品なんじゃないですかねぇ(違ったらすいません)
『ウルトラマンF』はいわずと知れた「ウルトラマン」をベースに、円谷プロと早川書房のコラボ企画として生まれた一作。
先日惜しくも亡くなられた小林泰三氏の力作で、星雲賞も受賞しとります。
あと、田中芳樹関連の2冊はちょっと毛色が違ってます。
初期短編集の収録作は映像化もされてない(はず)