誰もが知ってるあの表紙を描いたのは

はい!

都合により、今回はちょっと早めの入荷案内です。

ハヤカワ文庫SF、26点が入荷いたしました。

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さすがにハヤカワ文庫も200番台になると、現在も版を重ねてたり新版にあらたまって刊行されている作品が出てまいります。

で、今回ラインナップに入っているこの3作

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いずれも、未読だけど表紙は知っているという方も多いのではないでしょうか?

これらの表紙を手がけたのは、加藤直之氏。

ご存じのとおり、スタジオぬえ所属のイラストレーターです。

『火星人ゴーホーム』のノーマン・ロックウェル風のタッチがいいですねぇ。原書から採られている火星人も気が利いてます。

ちなみに、『宇宙の戦士』の表紙はスタジオぬえ名義ですが、これは描かれているパワードスーツ(強化服)のデザインが同僚の宮武一貴氏であるためですね。

そして、今回入荷のラインナップの中には、他にも加藤氏の表紙画が

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『火星人ゴーホーム』もそうですが、作品に合わせて各々タッチを変えているのが分かります。

ちょっと前に表紙画家について書きましたが、加藤氏も「銀河乞食軍団」シリーズなどと合わせて、いつかまとめて紹介したいものです。

 

【お知らせ】

通常、週一で新入荷を更新しておりますが、次週は都合により更新はお休みさせていただきます。

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ドック・サヴェジを追え!

さあさあ、今回はハヤカワ文庫SF、25点が入荷ですよー。

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前回は白背ばっかりでしたが、今回入荷の100番台後半になると青背も入ってまいります。

ヴォネガットとかレムですからねw そりゃ背表紙も青くなるってものです。

で、そんなラインナップを眺めていて、おやっ? と思ったタイトルが。

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「ドック・サヴェジ」

もちろんタイトルは知ってましたがね……。

これって、SFなの??

表紙を見ても、あらすじを読んでも、コレのどこにSF要素があるというのか?

同じハヤカワ文庫でも、NVの方がいいんでないの?

と、思ったのですが……。

ワタクシも空想書籍専門を標榜する店の店主!

違和感ばっかり感じていても非建設的! こんなこっちゃイカン!

というわけで、「ドック・サヴェジ」とはどんな話なのか、自分なりに想像してみることにしました!

 

~~以下、原作を全く読まずに想像だけでこしらえた話です。真剣に読むとバカを見ますのでご注意ください~~

 

ドック・サヴェジ!

人呼んで「ブロンズの男」。

優秀な軍人であった彼は、とある特殊作戦中に敵の開発した謎の放射線を浴びて、瀕死の重傷を負ってしまう。

彼の能力を惜しんだ軍は、死を待つのみとなった彼の身体に、密かに開発中であったサイボーグ兵士の技術を施すこととした。

NASCARに匹敵するスピード、ロッキー・マルシアノの数十倍に及ぶパンチ力、ジェネラル・エレクトリック謹製の人口耳は落ちる針音も聞き逃さず、ボシュロム製レンズの人口眼は数百メートル先の自動車のナンバーも見分ける。

そしてそれら超技術を包むのは、絹よりも柔らかく、鋼の数倍の硬度を持つブロンズ色に輝く特殊素材の皮膚!

こうしてブロンズの超人として甦った彼は、新たにドック・サヴェジという名を与えられ、アメリカに仇なす者への秘密兵器として、軍の最高機密に属する作戦の数々に従事することになったのだ。

だが彼は、ある作戦で一人の女性を暗殺せよとの指令を受けて逡巡する。

俺の行動は果たして正しいのか? 正義といえるのか?

俺がいままで従ってきたアメリカ軍は、汚れなき女神テミスなのか?

悩み抜いた末、彼は自らの判断で敢然と反旗を翻す。

標的であった女性を助け、アメリカ軍に銃を向けたのだ!

裏切り者ドック・サヴェジを追え!

「ブロンズの男」を抹殺せよ!

こうして敵味方の双方から命を狙われる身となった彼は、彼に賛同する「自由の戦士達」と共に、人類の平和のため、世界はびこる悪魔どもと戦うのであった!

 

~~~~

いやー、カッコいいなぁ!

超人ドック・サヴェジ!

サイボーグ戦士! 誰がために戦う!

これなら読むな、ウンw

 

↑コレを書き終わってから、物知り博士ウィキペディアさんに訊いてみたところ、どうやらホントは「キャプテン・フューチャー」の元ネタともいえる冒険チームもので、いろいろな発明ガジェットが魅力のシリーズのようです……。

ってやっぱり、SFじゃないよなコレw

 

【余談】

その1)タイトルから勝手に想像して話をこしらえるのは、今後不定期でやるかもしれません(楽しかったのでw)

その2)SFとは思えないハヤカワ文庫SFって、これだけかと思ったら偉大な先達があったよ!

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ターザン

 

 

 

「SFは絵だねぇ」とおっしゃったのは

野田昌宏宇宙大元帥でしたが。

はい、今週は角川文庫とハヤカワ文庫SFで計25点が入荷です。

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角川はデニケンがまとまって入りました。

UFOとかお好きな方は是非!

 

ハヤカワは70年代の娯楽SFラインナップ、いわゆる白背が揃いました。

ハヤカワSFシリーズ(銀背)の知的な抽象画カバーもいいのですが、白背のケレン味の効いた表紙にはまた別のカッコ良さがあります。

一覧は当店HPを眺めていただくとして、ここでは特にイカす表紙を何点か。

 

まずは斎藤和明画伯のザッツ スペースオペラ!な表紙

アメコミの影響でしょうか? ピッタリタイツコスチュームがカッコイイですなぁ。

『宇宙嵐のかなた』(左上)は「バーバレラ」が入ってるかな?

 

次は「キャプテン・フューチャー」でおなじみの水野良太郎画伯

ちょっと牧歌的な柔らかい描線が魅力的。

スペオペアンソロジー(当然、野田大元帥訳)への起用は納得ですが、ジェリイ・ソール『異次元への冒険』のシリアスで不安定な構図もカッコイイですな。

 

続いて、マイフェイバリットのお三方

ジュブナイルの仕事も多い岩淵慶造画伯

ハヤカワ文庫は少ない? 創元推理文庫でおなじみの真鍋博画伯

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「宇宙大作戦」や光瀬龍作品でもおなじみの金森達画伯

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カッコいいなぁ!

この3人はホントに好きなんですよ!

3氏については、いつか生頼画伯みたいに表紙絵だけで特集組みたいですね。

 

この時期にはよく漫画家も起用されておりました。

松本零士(左)は「ノースウェスト・スミス」も手がけてますね。

藤子不二雄(右)には詳しくないのですが、このタッチはA先生の方でしょうか?

で、特にオッとなったのは真ん中のあすなひろし!

寡作な方ですが、こういう仕事やってたんですねぇ。

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挿絵もむちゃくちゃカッコイイ!

ムアコック「火星の戦士」は後に天野喜孝氏のカバーに変わりましたが、旧版カバーにも各々味があっていいんだよなぁ。

 

最後に、ポール・アンダースン『折れた魔剣』

新たに1000番台で再刊されてますが、当初は100番台で出ていたのです。

新版の表紙(右)もシャープでカッコイイですが、旧版(左)も雰囲気あっていいと思いませんか?

 

というわけで

いやぁ、結局のところ、SFってなぁ絵だねぇ(シミジミ)

「空想書籍」の境界について

さて今回は、創元推理文庫&講談社文庫&新潮文庫の計25点が入荷でございます。

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ウォルター・ミラー・Jrの『黙示録3174年』やオールディスの『ありえざる星』、講談社のSF大賞傑作選あたりはけっこう手に入りずらいかも?

一方、新潮文庫の2冊は一般的には軍事スリラーに分けられる作品かも知れませんが、店主の頭の中では、これらの作品は「疑似イベントSF」のひとつということになっております。

トム・クランシーとかクレイグ・トーマスの『ファイヤーフォックス』とかね、そこいら辺は当店では「空想書籍」にカテゴライズされております。

ただ、そのあたりの境界線は非常にあいまいになっとりまして、同じ作家でも入ったり入らなかったりします(さっきのクレイグ・トーマスがそうですな)

シリーズ作品のタイトルを見てみよう!(デュマレスト・サーガ編)

さてさて、今週の入荷はE・C・タブの「デュマレスト・サーガ」28点でございます。

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第23巻と第28巻、そして邦訳最終巻の31巻が欠けておりますのでご注意を。

私、実はこの作品タイトルぐらいしか知りませんでした。その昔、創元の棚を一列占領していたなぁという印象は強いのですがw

で、そのような身からすると興味深いのが、各巻のタイトル。

フムフムなるほど、「○○の惑星○○」で揃えてるのね~と思って見ていると、第5巻『キノコの惑星スカー』でいきなりずっこけますw(ファンの人スイマセン)

これ、原題は “THE JESTER AT SCAR” (スカーの道化師?)で全然違うのですが、どういう事情でこうなったんでしょうか? 読めば分かるよってことなのかもしれませんが。でも、スペースオペラのタイトルで「キノコ」ってどうなのよ?w

あと、第7巻『科学惑星テクノス』(原題 “TECHNOS”)を出しときながら、第12巻で原題が “ELOISE” なのに『テクノ惑星カラナード』とかぶり気味のタイトルにしちゃってるのもなんだかなぁって気がします。

で、なんとなく気になったんで原題と比べてみたんですが、結構、コレが訳題と違ってるんですな。

第1巻『嵐の惑星ガース』は原題が “THE WINDS OF GATH” で、これはまぁほぼそのまんまなのですが、第2巻『夢みる惑星フォルゴーン』は原題が “DERAI” でいきなり違います(原題が舞台となる惑星の名前なのかは不明)

そんで、次の第3巻『迷宮惑星トイ』が “TOYMAN” ってのは結構気の利いた原題を引き継いでいるのでいいとして、次の『共生惑星ソリス』は “KALIN” でまた違う、という具合に、原題と訳題とではちょいちょい齟齬があるんですよ。

ついでにいうと、原題では13巻あたりから単語オンリーのタイトルをやめて、ごく普通のアクション小説みたいなタイトルがメインになってくるんですよね(例えば “EYE OF THE ZODIAC” とか “JACK OF SWORD” てな具合)

「○○の惑星○○」ってのが訳者から出てきたアイデアなのか、それとも編集が考えたのかは分かりませんが、こんな風にちょっと調べてみただけでも、ポコポコと面白いことが見えてきます。

あちらのシリーズを日本に輸入するに当たって、出版の方ではいろいろと工夫を凝らしてるんですよね。

このタイトルにしても、他の創元推理SFラインナップと異なる黒の背表紙と合わせて、書店で一発でシリーズものだと認知してもらうためのアイデアだと思うのですよ。

実際、私は内容を知らないながらも書店でずらーっと並んでたのは覚えてますしね。3~4巻で完結のシリーズだったら、読んで見ようかって気になったかもしれない(さすがに30巻超のシリーズを今から読むかって言われたらひるみますがw)

入荷案内とシェイプ・オブ・ウォーターのお話

まずは入荷案内から。

今週も創元推理文庫です(整理済みの未出荷分がまだちょっとあります)

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シルヴァーバーグ、ゼラズニイ、ハル・クレメント、シマック等々、今回は渋いところが揃ってます。

 

ということで、ギレルモ・デル・トロのオスカー受賞作「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきましたよ!

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シリアスな恋愛物語なのですが、ロマンスの一方がモロに「アマゾンの半魚人」ですからねw 「ヘルボーイ」の世界観で「パンズ・ラビリンス」のようなテーマ性の高い作品に挑んだという点では、現時点でデル・トロ監督の特徴が最もよく表れている作品といってもいいかもしれません。

で、そのような作品で今回アカデミー賞を受賞したってのはやっぱり大きい。

「ヘルボーイ」の世界観といいましたが、これって要はコミックブックの世界観なのですよ。今回の「シェイプ・オブ・ウォーター」にしたって、半魚人だけじゃなくて、ロシアのスパイやら秘密研究所やらが出てきますし、主人公の相棒が画家ってのもいかにもな設定ですw

こういうパーツを集めて作った作品って、いままでハリウッドでは冷遇されてきた歴史があります。

「ダークナイト」はノミネートもされませんでしたし、遡れば「ET」ですら作品賞や監督賞の受賞は逃しているのです。

「ロード・オブ・ザ・リング」はSFXを中心に据えたファンタジーとしてはじめてオスカーに輝きましたが、この作品は原作がJ・R・R・トールキンという点で、他の作品とは少し事情が違うように思います。

私は、SFやファンタジーの魅力の一つは、一般にガラクタと見なされている要素から優れた作品を生み出せることだと思っているのですが、今回の「シェイプ・オブ・ウォーター」はまさにそうした作品の一つであり、これが(賞としての権威はともかく、世間の注目は絶大な)アカデミー賞で監督賞と作品賞に輝いたことは今後、こういったタイプの作品に道を開いたという点で非常に大きな出来事だと思っているのです。

今回のアカデミー賞では、物故された映画関係者を追悼するコーナーで、着ぐるみでゴジラを演じた中島春雄氏も取り上げられていましたが、将来、今作で半魚人を演じたダグ・ジョーンズや「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム、「猿の惑星」のシーザーを演じたアンディ・サーキスのような俳優がオスカーの演技部門を受賞する日が来るかもしれない。

そういう未来が想像できるのって、なかなかに素敵なことだと思うのですよ。

 

 

以下、ネタバレ気味な感想です。

 

パイのくだりでジャイルズの性向をさりげなく描くなど、簡潔かつ的確な描写も多くあるのですが、一方でシナリオの詰めが甘いんじゃないのか? ってところもかなり見られました。

例えば、

◎冒頭数分でイライザが○○になるラストが分かってしまう。

◎イライザとジャイルズの同居の経緯が不明(イライザを拾って育てたのかと思ってたよw)

◎イライザが半魚人に惹かれていく過程がわかりにくい(その前のストリックランドの家庭の描写を少し減らせばいいのでは?)

◎ジャイルズの画家人生やストリックランドの残された家族など、主人公二人以外の結末をないがしろにしすぎ

等々。

ガラクタから芸術を生み出しているという点では確かに一見の価値はある作品だと思いますが、作品のクオリティとしては「パンズ・ラビリンス」の方が個人的には上に感じたかな?

 

 

ソフト発売記念!「ブレードランナー2049」考察 最終回

「ブレードランナー2049」アカデミー撮影賞&視覚効果賞受賞おめでとうございます!

とはいえ、後述しますがこれについてはちと言いたいことがあるのです(撮影賞はオスカーでたまにある「そろそろ○○にあげなきゃ」点も加わっての受賞(ロジャー・ディーキンス)だと思うし)

とまれ、このダラダラと続いたメモみたいなブログ、最終回はドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作として見た場合の位置づけなどを考えてみようかと。

ドゥニ・ヴィルヌーヴは、「灼熱の魂」以降はひととおり観ているお気に入りの監督なのです。

 

5)ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品としての「ブレードランナー2049」

探求の物語

「灼熱の魂」が母親の過去を、「複製された男」がもう一人の自分を、「メッセージ」が未知の言語を探る物語だったように、ヴィルヌーヴ作品は常に探求の物語です。

主人公のKが自らの出自を探る「ブレードランナー2049」は、その意味でドゥニ・ヴィルヌーヴ作品の典型ともいえます。

また、ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品では、例えば「ボーダーライン」でのトンネルや「メッセージ」での宇宙船の通路のように、謎の核心に迫るために通路(洞窟、隘路)を通るという演出が特徴ですが、「ブレードランナー2049」においても、謎のキーとなる木馬を発見するシーンでこの演出が効果的に使用されています。

さらに、「灼熱の魂」や「ボーダーライン」が典型ですが、探究の末に別の謎に突き当たる、若しくはより一段深い謎を探らざるを得なくなるというシチュエーションも、ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品では頻出します。

「ブレードランナー2049」で、レプリカントの子供を捜す→Kが自らの出生を探るという具合に謎の様相が変化していくのは、実にドゥニ・ヴィルヌーヴらしい展開だといえるでしょう。

また、今作の結末についての考察は前述しましたが、結末において謎が完全に解明されず、曖昧なまま観客に解釈を投げ出すというのもよく見られる作風で、「複製された男」や「ボーダーライン」を彷彿とさせます。

 

家族の物語

「灼熱の魂」や「プリズナーズ」が典型的ですが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ作品では家族の関係性を物語の中心に据えた作品が多くあります。

前作で「メッセージ」を選んだのもむべなるかなというところですが、「ブレードランナー2049」において、この部分はひねった形で描かれています。

Kが自らの出自を探る物語は、そのまま孤独であった彼が肉親(デッカード)を捜す物語となります。

デッカードと出会った後に、それまで彼を支えていたジョイが消滅してしまうというのは実に象徴的な展開です(ジョイが電子的な幻影である点にも留意)

 

センスオブワンダーが足りない?

「メッセージ」「ブレードランナー2049」と、2作連続でSF作品を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ。

世間的には高評価で、私も映画作品としては高く評価している(だからこそ長文の感想なんか書きなぐっている)のですが、ことサイエンスフィクションの映像化という視点から見た場合、どうしてもその評価は下がってしまいます。

この人、もしかしたらSFに向いてないんじゃないかな? とさえ思えてしまうのです。

具体的に指摘するのは難しいのですが、どうも、脅威を目にしたときのプリミティブな感動のようなものが足りないのではないかという気がします。

我々がSF映画を見てそのビジュアルに興奮するのは、そこに描かれているものに未知の脅威が包含されているからですが、「メッセージ」そして「ブレードランナー2049」にはそういった要素をほとんど感じなかったのです。

比較するものではありませんが、「ブレードランナー」のリドリー・スコットは、冒頭のロサンジェルスの空撮一発で、観客に未来のビジョンを強烈に植え付けることに成功していました(もちろん、デザイナーのシド・ミードや特撮監督のダグラス・トランブルの力もあってのことですが)

このような、未知なるものを私たちに与えてくれる映像体験といったものが、残念ながらドゥニ・ヴィルヌーヴからは感じられないのです。

 

「メッセージ」公開当時、原作を読みきれていないのではないかという指摘を書きました

もちろん、それが上記のビジュアル面に直結しているわけではありませんが、そういった部分に、作り手のセンスオブワンダー(俗っぽくSF魂と言い換えてもいい)が現れるのではないでしょうか?

 

とはいえ、ご本人はSFが好きらしく、次回作はフランク・ハーバートの『デューン 砂の惑星』だそうです。

デヴィッド・リンチが苦労して、アレハンドロ・ホドロフスキーが頓挫した難物。2作連続の興行的成功と作品への高評価で実現した企画だと思いますが、果たしてどうなるか?

映画作家としてはもはや揺るぎない評価を得ていますが、“SF”映画作家としての評価が決まるのは次作でしょう。

 

 

というわけで、思うところはあらかた吐き出しました!

これで心置きなく「シェイプ・オブ・ウォーター」を観に行けるw