小説家が書いた小説ではないもの

今回はこちらの12点↓

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Netflixで湯浅政明監督のアニメが始まった『日本沈没』のほかはノンフィクションを揃えてみました(夢枕獏『瑠璃の方船』は自伝的フィクションですが)

小説家が書いた小説ではないものってのは、フィクションを考える頭の中身を覗いているようで面白いんですよね。私は大好物ですw

個人的にプッシュしたいのは真ん中らへんにワシャッと固まってる菊地秀行の諸作。

私も映画好きですが、『怪奇映画ぎゃらりい』(小学館文庫)とか『魔界シネマ館』(ソノラマ文庫)は目利きのホラーガイドとして映画ファンにもオススメできる逸品だと思いますよ。

 

あと今気づいた偶然ですが、『日本沈没』と五島勉という70年代的終末論文脈に挟まれたランナップってのも、なんというか無意識に時代を反映しているような(んなことはない)

 

あ、今週末はアニメの「日本沈没」観なくちゃね。

湯浅監督こったから、津波がスゲーんでしょうなぁ(有料WEB配信なら表現自粛もしてないだろうし)

電車男は企画ものかもしれないが、サンボマスターの主題歌は本物だった

(タイトルはradikoを聴きながら気分でつけました)

はい、今回は文庫でございます↓

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内外合わせて15点!

見ていただければお分かりのとおり、ウチには珍しく新しめのラインナップです。

「巨神計画」3部作などは状態極上ですので、この機にまとめ買いなどいかがでしょうか?

送料考えると某大手通販よりもお得だと思うのですが。

あとは是枝裕和監督の自作のノベライズ(監督はよく自作を小説化してますな)とか、ミステリ畑の似鳥鶏が書いたホラー(というかドタバタパニックノベル)とか。

創元のゲームSFアンソロジーなんてのも「レディ・プレイヤー1」公開に合わせた企画ものかと思いきや、なんのなんの、かなり読み応えのある若手作家の見本市で、これもかなりオススメです。

そんなにみんな猫が好きなのか(およびこのブログの今後について)

えー、前回はこちらに入荷情報を上げませんでしたので、今回は2回分です↓20200614_172921

90年代後半のSFマガジンが23点

作家特集は
ディレイニー(’96年8月号)
ティプトリー(’97年12月号)
ハインライン(’98年5月号)
ラリイ・ニーヴン(’98年7月号)

テーマ特集は
改変世界(’96年3月号)
ナノテク(’96年7月号)
戦争SF(’96年9月号)
宇宙ハードSF(’99年5月号)などのオーソドックスなところから

エヴァンゲリオン特集(’96年8月号)
インターネット特集(’99年4月号)などの時代を感じさせるもの

そして
ネコSF(’97年6月号)
UFO特集(’98年6月号)などの変化球まで

ところで、ネコSFっていわれてもなるほどなぁって感じですが(ライバーの「ガミッチ」とかね)、犬SFってなんでそれほど関心を惹かないんでしょうかね?

ヤング「リトル・ドッグ・ゴーン」とかそれこそエリスンの「少年と犬」とか、語るに足る作品も結構あるはずなんですがね。

なぜか犬って肩身が狭い気がするんだよなぁ。

 

と、ここまで書いてきて

今後、このブログをどうしようかと考えてたわけなのですよ。

再開後からずっと。

てのも、このブログって個人商店とはいえ一応オフィシャルなので、あんまり好き勝手は書けないよなぁと、自分でブレーキをかけてるところがあるのですよ。

ほんとはSF以外の映画のことととか、ラリー(車のヤツね)のこととか、それこそアイドル(というか日向坂w)のこととか書きたいときもあるんですがね。

Twitterはね、いいんですよ。お店アカウントとは別に個人アカウントがあるので、そっちで好き勝手に書ける。

いままではそれでいいかなぁとも思ってたんですが、やっぱり窮屈なんですよね。

ということで、どうしたもんかなぁと。

くもの巣の小道

えー今回も雑誌です。

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90年代前半のSFマガジンを10点。

目に付くとこでは

ルーシャス・シェパード「グリオール」シリーズの一編(’91年12月号)

柾悟郎「ヴィーナス・シティ」集中連載(’92年7月~9月号)

マキャフリィとアシモフの特集(’95年10月号、12月号)

ディックの中編(’93年2月号) など

あと、’95年11月号で境界文学(スリップストリーム)特集(’91年11月号特集もこれに近い)を組んでるのは面白いですね。

この頃から、書く方からも読む方からもプロパーSFの枠組みって意識されなくなってきたような実感があります。

当時大学生~社会人の時期でしたが、ボルヘスに夢中になって、マルケスやカルヴィーノを読み出したのもこの時期でしたから。

1972年(ボンクラオタク編)

はい、今回は雑誌!

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1972年のSFマガジンほか、9点でございます。

 

72年(昭和47年)、いったいどんな年だったでしょうか?

個人的には上野動物園にランランとカンカンが来た日に妹(いまや立派な2児の母)が産まれ、鼻水垂らしながら「仮面ライダー」と「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」を観ていた時代。

そんなときにSFマガジンはなにやってたかというと

◎ 作家特集がハーラン・エリスン、ロバート・F・ヤング、そして R・A・ラファティ!

◎ 読み切りでディレーニイ(当時ママ)、フリッツ・ライバー、アシモフ!

◎ 国内作家も負けてない、半村良「産霊山秘録」に荒巻義雄、光瀬龍ときて今日泊亜蘭に藤本泉!

◎ それでコミックが手塚治虫「鳥人体系」と石森章太郎「新・幻魔大戦」!!

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いやー、当時中高生や大学生でこれに出くわしたら、そりゃ夢中になって人生どうにかなる人が出ちゃってもしようがないw

半口開けて特撮ヒーロー観ていた私が、後からこの辺に出くわして人生どうにかなっちゃったんだから間違いないよ!w

復帰しました~

いやー、間が空きましたねぇ

開店以来、2ヵ月近く入荷案内がなかったのは初めてだと思います。

と、いうことで久しぶりの入荷案内はこちら!↓

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復帰第1弾はソノラマ文庫!

新旧20点を用意しました。

ちなみにSNSでは前半10点は今週頭に紹介済み。HPの新入荷も後半10点だけになってますのであしからずご了承を。

今後は従前どおり定期的に更新できると思いますので、引き続きご贔屓いただければと思います。

 

で、復帰に当たってちょっとしたニュース。

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ジャーン!栞ができましたー!

現在、ご購入いただくとこの栞をお付けしております。

ホントはイラストにしようかなーとも考えたのですが、私に絵心がない&頼めそうな人がいなかったので、このようなHPのトップ画像のアレンジに落ち着きました。

手前味噌ですが、割といいデザインなんではないかと思っておりますので、よろしければ読書のお供にご利用くださいませ。

入荷案内とお知らせ

今回もハヤカワのファンタジー!

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シリーズ物とタニス・リーの短編集で計9点でございます。

引き続き外出も難しい時期ですので、ネットを活用してゆっくりとお買い物&読書を楽しんでいただければ。

あとお知らせなんですが、今後についていろいろ準備がありまして、入荷案内の方はしばらくお休みさせていただきます。

早めの再開を予定しておりますので、それまでは在庫を覗きながらお楽しみくださいませ。

あ、SNSや当ブログの方はちゃんと更新していきますんで

せっかくなんで、入荷案内とは関係なくいろいろ書くのもいいですかね(SFじゃない映画の話とか、それこそアイドルの話だけとかねw)

虹の彼方に

致し方のないことなのですが、世間では外出もままならないムードですね。

私の地元でも、県知事の方から週末の外出自粛を要請されちゃいましたよ。

なんとなく、窮屈で息苦しい気分にもなってまいります……。

だがしかーーーし!

そんなときには読書!

特にファンタジーがおすすめ!

空想の世界を縦横に旅できますからねっ

てなことで、今回はこちら↓

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ボームの「オズ」シリーズにディ・キャンプ他のユーモアファンタジーをプラスして、合わせて9点!

こんなご時世ですからね。明るい話がよろしい。

 

SFやファンタジーって逃避文学って批判されることが多いですよね。

でも、このジャンルの持つ逃避って側面は重要なんじゃないかと思うのですよ。

こういうときには特にね。

暇つぶしだってなんだっていいんです。

いっとき浮世を離れて遊べば、現実に対処する気力だって湧いてくるし、落ち着いてものを考える余裕だって生まれてきます。

 

ブリキの木こりや臆病なライオンだって、力を合わせれば虹の彼方に行けるんです。

みんなで大変ないまを乗り切れば日常が、以前より少しだけいい日常が戻ってきますよ。

 

ということで、今回は最後にこちら

ジュディ・ガーランド主演「オズの魔法使い」の有名な劇中歌

公開中の彼女の伝記映画では副題にもなってますね。

 

 

笹本祐一のおかげで楽しい高校時代でした

今回はこちら

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ソノラマ文庫で笹本祐一オンリー11点!

「妖精作戦」シリーズや「ARIEL」など、初期作品が中心となっております。

私、このあたりの笹本祐一作品には個人的な思い入れがありましてですね、学生の頃のいろんな思い出と不可分だったりするのでその辺を書こうかなと考えたのですが……

昔っから個人的なことを書くのは苦手な性分でして、どうにもこうにも筆が進まんのですよ。

小学校のときに作文の授業で「自分のことを書きなさい」と先生によく言われたもんですが、私にはたいそう無理難題に思えたもんです。

その代わりウソ八百ならほいほい書けたんですけどねw

いやほんと、日記や身辺雑記を綴れる人には尊敬の念を禁じえませんですよ。

てなことで、今回はこういう感じでお茶を濁します。

気が向いたらそのうちちゃんと書くかもしれませんが、まぁ無理かなw

ところは宇宙

はい、今回は予告どおりキャプテン・フューチャーの後半

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ハヤカワ文庫が13点!

で、これだけだとちと寂しいので、こんなのも入れてみました。

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偕成社のSF名作シリーズ『宇宙FBI

こちらを加えて計14点でございます。

しかし「宇宙FBI」とは、児童向けとはいえなかなかに苦労の跡が見えるタイトルですねぇ

素直に想像すると「レンズマン」と間違えそうだw

「宇宙バットマン」とでもしとくと内容にも即してていいんだろうけど、それだと訳わからなくなるねw