残暑が戻ってもファンタジーなど

涼しいと思ったらまた暑かったりしておりますが、それでも夜は秋らしく、虫の声なぞも聞こえてくるようになりました。

そんなこんなで、今回もハヤカワ文庫を、FTを中心にNVやらなにやら計31点をアップしました。

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少し新しめが多いです。

次回は、サンリオ文庫をまた週末~週明けあたりにトントントンとアップできるかと(予定ですがw)

風に秋を感じるころにはファンタジーなど

前回のエントリー、結構見ていただいた方がいらっしゃったみたいでして。

「君の名は。」の力はすごいなぁと改めて思いましたですハイ。

さて、今回はタイトルにもある通りファンタジーを揃えました!

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ハヤカワ文庫のFTラインを28点アップしました。

『最後のユニコーン』、『ウィンターズ・テイル』、『黒龍とお茶を』あたりがオススメでしょうか。

ど定番『ゲイルズバーグの春を愛す』やユーモアヒロイックファンタジー「ハロルド・シェイ」シリーズもいいですね。

他の作品もモチロン粒ぞろいですので、是非ご覧ください!

「君の名は。」雑感とオススメの一冊

少し遅ればせながら観てまいりました「君の名は。」

さてまず、ワタクシ、新海誠作品は「ほしのこえ」からほぼリアルタイムで観ていて、美しい画面や叙情的な演出は高く評価しています。
していますが、同時にかなり苦手です。

1)純粋な恋愛(初恋)至上主義
2)1)は往々にして主人公のナルシシズムでしかない(しかも相手にはなぜか無条件で愛されている)
3)叙情的演出を補強するために年中音楽がうるさく鳴ってる。

このあたりがどうにも肌に合わないのです。
で、そのようなスタンスのワタシが観た「君の名は。」はどうだったか……。

率直に言ってかなりビックリしました。
偉そうですが「新海誠、急に巧くなったなぁ」と。

1)恋愛とは別に、家族やコミュニティという視点がある程度入ってきた。
2)これまで叙情的演出に頼り切っていた語り口にバランスが出てきた。
3)音楽が天門からRADWIMPSに代わったことで、印象がポップになった。

ぱっと気づく点としてはこのあたりでしょうか。

全体としては、これまでの新海作品にあった自主映画感がなくなり、メジャー映画感が非常に強い作品になっていると感じました。
もっとも、重要なエクスキューズをすっ飛ばして、その辺を叙情演出で納得させてしまっているなど、いつもの新海作品にある不満点は残っているので手放し大絶賛というわけではないのですがw
いずれにしても、鑑賞後さわやかな気持ちになれる、万人に勧めることの出来る作品でした。
大ヒットも納得です。

【君の名は。が好きな方のための一冊】
一応最後は、古書店主らしく。
君の名は。のあの感じがお好きなら、こちらはいかがでしょう。

マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』(河出文庫)

http://www.soulgear.jp/?pid=106967232kawfb0002-01

SFとしても、青春小説としても一級品の傑作です。

空想書籍とは?

昨日に続いて、いろいろなジャンルを計27点アップしました!

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ル=グインのエッセイや映画ノベライズなどに加えて、今回は科学啓蒙書やブレイク詩集、さらにスティーヴ・エリクソンや中島敦までラインナップしてます!

「どこが“空想書籍”なんだよ!」という話もあるやもしれませんが……

こればっかりは店主の判断でして、「これは空想書籍!うちに置くべき!」と考えれば置くのです!

ということで、店主の目線でいろいろ仕入れますので、週一ぐらいで覗いていただけると面白いものがみつかるかも?

あ、今回はスタジオぬえが手がけた豆本(ポケットブック)も入ってます。

ちょっと珍しいと思いますので、この機会に是非!

入荷情報(創元、扶桑社ほか)

東京創元社、扶桑社その他の文庫を、計35点アップしました!20160907_09421320160905_104221

新しめの創元からゲームブックまで、いろいろと入荷しております。

ダフネ・デュ・モーリアの短編集やゲームブックあたりが、店主の「空想書籍」基準でしょうか?

次回もこの辺の“店主の空想書籍基準”で入れてる商品をアップ予定ですので、詳しくはその際に。

アンソロジーは面白い!

今回は講談社と河出書房新社の文庫を計45点アップ!

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ご覧の通り、今回はアンソロジーを多くラインナップしております!

福島正実氏編のど定番「海外SF傑作選」や刊行時からクラシックとして評価されている「20世紀SF」などなど、直球から変化球までいろいろ取りそろえました。

ワタクシ、短編SFが大好きなんです。

世界で一番カッコイイ表現形式は短編SFだ!ぐらいには思ってます。割と本気で。

というわけで、そんな世界中のめちゃめちゃカッコイイSF短編を幕の内弁当のように味わえるアンソロジーという形態はもう大好物中の大好物!

長編中心に楽しんでいる方も、アンソロジーは先述の通り幕の内弁当ですので、ちょちょっとつまみ喰いして気に入った作品の作家を追っかけてみるなんてのはどうでしょうか?