えー今回も雑誌です。
90年代前半のSFマガジンを10点。
目に付くとこでは
ルーシャス・シェパード「グリオール」シリーズの一編(’91年12月号)
柾悟郎「ヴィーナス・シティ」集中連載(’92年7月~9月号)
マキャフリィとアシモフの特集(’95年10月号、12月号)
ディックの中編(’93年2月号) など
あと、’95年11月号で境界文学(スリップストリーム)特集(’91年11月号特集もこれに近い)を組んでるのは面白いですね。
この頃から、書く方からも読む方からもプロパーSFの枠組みって意識されなくなってきたような実感があります。
当時大学生~社会人の時期でしたが、ボルヘスに夢中になって、マルケスやカルヴィーノを読み出したのもこの時期でしたから。